きなこの病気のこと 1
- 2020.11.07
- 猫

今日はきなこが6か月のときに罹った病気のお話をしたいと思います。
半分は備忘録として、残り半分は同じ病気と闘うニャンコと飼い主様のために描き残したいと思います。
きなこは今年の2月、パートナーが保護施設からひきとってきました。
その時きなこは生後4か月だったでしょうか。
人懐っこく甘えん坊で、ごはんもモリモリ食べる元気いっぱいな男の子でした。
3月下旬には去勢手術もして、更に活発に、柱登りも極めていきました。
そんな平和な日々を過ごすなか、ふときなこのお腹が膨らんでることに気付きました。
4月の終わりのことです。
体もドンドン大きくなっていく時期だったので、食べ過ぎかな~肥満気味かな~と思っていました。
1週間経って、膨らみは更に大きくなり、張りがひどいなと思い始めました。
なんかおかしい・・・しかもきなこも心なしか元気が無い気がする・・・と思いながら、また1週間経ち、更にお腹が膨らみ、パンパンに。
さすがにおかしい、完璧きなこ元気ないし、と思い、4月30日動物病院で診てもらいました。
そこで先生から「猫伝染性腹膜炎(FIP)」の疑いがあると説明を受けました。
お腹が膨らんでいるなと感じていたのは、この病気のウェットタイプの特徴である炎症を起こして溜まってきた腹水が原因とのこと。
そして、もってあとひと月でしょうと先生から余命宣告を受けてしまいました。エ?ナニ?
晴天の霹靂とはこのことで、余命宣告を受けるような病気に罹っているとは思ってもいなかったので、ショックでフリーズしてしまいました。
きなこは熱もあったので、その日はひとまず抗生物質を点滴してもらい帰宅しました。
今考えると、抗生物質できなこが良くなることでもなかったでしょうから、ほんと気休めだったんだろうと思います。
これまで何度も猫を飼ってきたのに初めて聞いた病気で、しかもひと月そこらで死んでしまうってどういうこと?
帰宅して猫伝染性腹膜炎を調べてみると、猫コロナウイルスが原因で、発症したら完治が難しい致死率ほぼ100%と言われている難病ということがわかりました。
家に来て2か月、まだこの世に産まれて半年しか生きていないきなこが・・・
思い出すだけでも悲しくなります。
続きは次回書きたいと思います。
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