きなこの病気のこと 2
- 2020.11.15
- 猫

さて、お腹が膨れ熱が出て元気のないきなこ。
猫伝染性腹膜炎(FIP)の疑いがあると診断されました。
相当具合が悪いのか、一日中寝てばかりでした。
動物病院の先生からは、FIPであればどんなに大きな病院で診てもらっても治らないと言われてしまった。。。
ただ弱っていく姿を見ることしかできないのか、今のこの時代に治らない病気とかあるのかと色々調べてみるも、厳しい内容の情報ばかり。
そのときまだFIP疑いだったので、もし違う病気であれば元気になるかもしれないと、わずかな希望を持って毎日抗生物質の点滴をするために病院に連れて行っていました。
でも一時的に元気になるけど熱は下がることなく、毎日とても辛そうでした。
そしてきなこを救うすべはないか調べるうちに、一筋の光を見つけました。
MUTIANという日本では未承認の薬です。
この薬を飲ませれば、きなこは元気になるかもしれない!
もうこの薬しかない!
そう思ったら、手遅れになる前にすぐにでも飲ませなければと思いました。
しかし焦る気持ちはあれど、飛びつく前に考えないといけない問題が2つあることにすぐ気付く。
1つ目は、どうやらMUTIANがとっても高価であること。
飲み始めると84日間毎日一定量の薬を飲ませなければならず、100~200万円かかること。
2つ目は、MUTIANの協力病院は日本に6か所、九州にはないこと。
一番近くて広島の病院、このとき既にGWに突入して、休診していてきなこを診てもらえないかもしれない。
でもすぐに治療に入らないとと気が焦っていて、パートナーと協議。
その結果・・・すぐに広島の病院に電話だ!となりました。
時刻は15時頃だったかな。
既にその日の診療時間は終わっていましたが、なんと先生は今から来てもらっていいですよと言ってくださり、急きょきなこを連れて広島へ向かうことに。
九州からなので広島の病院に着くのは21時とか??
次の日、最悪GW明けに受診するように言われても仕方ない状況だったのに、よくその日に診てくださったな~と、広島の先生には感謝しかありません。
この日が5月3日だったので、最初に病院を受診した4月30日から4日目のことでした。
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